私の気になるNEWS&情報(７)

　河内謙策と申します。（この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許し下さい。転送・転載は自由です。）

　“ＧＷなので、のんびり映画でも見ようか”という方に、以下の３本の映画をお勧めしたいと思います。（その映画については有名だからもう知っているよ、という方は、ごめんなさい。）

＊ジャ・ジャンクー監督「四川のうた」
この映画は、「長江哀歌」で三峡ダムを舞台にした中国民衆を描いたジャ・ジャンクー監督の新作です。舞台は、毛沢東の三線政策により中国東北地方から四川省に移動させられた工場（昔は軍事工場、今は家電工場）です。そこに働く労働者の思い出を通じて、中国民衆の歴史が紡ぎだされます。きれいな映像とバックに流れる様々な詩や歌、私は、そこに中国民衆のたくましさと悲しみを感じました。関東の方は、5月一杯は、渋谷・ユーロスペースで見れます。
http://www.bitters.co.jp/shisen/
＊楽真琴監督「雪の下の炎」
この映画は、1959年のチベット民族蜂起に参加した僧侶パルデン・ギャツォの一生を描きます。パルデン・ギャッツオは３３年間の牢獄生活を経験した、チベット問題の生き証人です。監督は、ニューヨーク在住の日本人です。彼女は、「何者にも侵されない強靭な精神の美しさをとりたかった」と言っています。悲惨なチベット問題が暗くなっていないのはなぜか、私は考えこんでしまいました。関東の方は、渋谷　アップルリンク・ファクトリーで見れます。
http://www.uplink.co.jp/fireunderthesnow/
＊ポール・ワグナー監督「風の馬」
1998年に製作されたチベット映画です。私は、実は見ていないので、残念ながら非常に評判の高い映画です、としか言えません。
http://www.uplink.co.jp/windhorse/top.php

河内謙策

　

Kensaku Kawauchi
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